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害虫・害獣の基礎知識から駆除方法をご紹介!

  • 害虫・害獣
  • 2020/12/14

イタチの種類と特徴について解説します。

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イタチの種類

日本にいるイタチの種類について

イタチといっても、日本には7種類のイタチがいることが確認されています。

世界全体では、16~18種類いるといわれています。

二ホンイタチ

生息地は、本州から四国、九州、南西諸島まで幅広く生息しています。

二ホンイタチは、生息数が一番多いとされており茶褐色から黄褐色をしており、一般的にイメージされるイタチです。

体長は成獣のオスで30センチ前後、成獣のメスで20センチ前後の個体が多いです。

冬眠はせずに、温かい時期に子育てを行います。

チョウセンイタチ

生息地は本州の西日本側、四国、九州、対馬です。

チョウセンイタチは、戦後の1949年ごろに船で朝鮮半島から日本に渡ってきたといわれています。

害獣である反面、古来よりチョウセンイタチの毛は筆の毛として使用されており、高級品として扱われています。

体長についてはニホンイタチよりも大きく、成獣のオスは30cm~40㎝弱、メスは25㎝~30㎝超まで大きくなります。

農村や住宅街といった、人が住む地域を好んで活動します。

その他の種類のイタチについて

二ホンイタチ、チョウセンイタチ以外のイタチの特徴を見ていきましょう。

ニホンイイズナ

ニホンイイズナは、イタチ科イタチ属イイズナ種の亜種で、東北地方(青森県、岩手県、秋田県)に生息しています。

見分け方としては、下あごから腹部にかけて白色をしているのが特徴です。

キタイイズナ

キタイイズナは、北海道に生息しています。

二ホンイイズナと同じく、下あごから腹部にかけて白色をしているのが特徴です。繁殖機以外は単独で行動します。

ホンドオコジョ

ホンドオコジョは「ヤマイタチ」「クダキツネ」とも呼ばれるイタチの仲間です。

「ヤマイタチ」と言われるだけあり、東北地方や中部地方の山岳地帯に生息しています。

体が小さく、ミンクとの生存競争に負け、現在では絶滅の危機に瀕しています。

エゾオコジョ

エゾオコジョはその名の通り、北海道に生息しています。

エゾオコジョは人間の乱獲によって、絶滅危惧種として知られています。

ホンジョオコジョが小型なのに対して、エゾオコジョは成獣になると20㎝を超える大きさになり、ニホンイタチよりも少し小さいくらいの体長になります。

アメリカミンク(ミンク)

ミンクは、「アメリカミンク」とも呼ばれ、北アメリカ原産ですが外来種として、世界各地に生息しています。

日本では狩猟獣に指定されており、毛皮や革製品の手入れに使われるミンクオイルとしての需要があります。

日本持ち込まれた個体が1960年以降に野生化して、最初に持ちこまれた北海道だけでなく宮城県や福島県、長野県等に定着しています。

愛くるしい姿から人気がありますが、外来生物法によって特定外来生物に指定されているので、飼育する場合は環境省への申請が必要になります。

イタチに似た動物

イタチの仲間を紹介しましたが、イタチ科ではなくともイタチに似ている動物はたくさんいます。

特に、人間の生活と関わりが深いイタチ科の動物とイタチ科ではないですが似ている動物を紹介します!

テン

テンもネコ目イタチ科の動物です。

主に北海道に生息していますが、本州だけでなく四国や九州、対馬に生息しています。

体長はイタチよりも大きく成獣のオスでは40㎝を超える個体もおり、イタチと同じく肉食を好む攻撃的な性格をしています。

ハクビシン

ハクビシンはネコ目ジャコウネコ科の動物です。ハクビシンは、テンよりもさらに体が大きく、大きい個体では70㎝近くになります。

体長やその丸いシルエットからタヌキと間違われることも多いのですが、簡単に見分ける方法としては顔に白い線があるかどうかです。

フェレット

フェレットもイタチと同じく、ネコ目イタチ科に属している動物です。

一番の特徴は「ペットとして飼われている」ことで、フェレットはイタチを品種改良した動物です。

他の動物と同じく、人間に飼われていたものが逃げだしたり、捨てられたりして野生化している個体も一定数存在します。

体長は30㎝を超えるので、可愛いからといって野生化したフェレットにはむやみに近づいてはいけません。

イタチ等の害獣の対処法

イタチやハクビシン、テンなどは可愛い見た目から、つい近寄りたくなります。

しかし、彼らは野生動物であり、我々人間の生活を脅かす害獣です。

イタチ科の動物は、壁の穴や軒下といろんな経路から家屋に浸入することができます。

家屋に浸入した害獣はため糞(糞尿を一か所にためる)をすることで異臭や天井のシミの原因になってしまいます。

また、イタチ等の害獣は体にダニが付着しているので、天井から落ちてきたダニやほこりでアレルギーの症状が出てしまう場合があります。

家屋だけでなく畑の野菜や果物を食い荒らしたり、家畜やペットに危害を加えるケースもあります。

イタチ、ハクビシン、ネズミ等の害獣駆除については、自分で行うケースと業者に依頼するケースがあります。

自分で行う対策

自分で害獣対策を行うことができますが、あくまで「対策・予防」がメインになります。

侵入口をふさぐ

エアコンの配管や屋根の隙間から害獣は侵入することができます。ですので、すき間は穴埋め用のパテやネットを設置することで、対策することが可能になります。

餌になるものを置かない

害獣は餌を探して、様々な場所を移動します。

食べかけの食べ物を長時間放置したり、彼らの餌となる鳥の巣を取り除くことで未然に防ぐことができます。

嫌いなにおいで追い返す

害獣等の哺乳類は、臭いに非常に敏感です。

イタチが嫌う臭いで侵入を防ぐことが可能ですが、ここで気を付けなければいけないのが「バルサンを焚いてはいけない」ということです。

バルサンは臭いだけでなく、煙が家屋に充満することでイタチがパニックになり 壁の内側に子供を落としてそこでイタチやネズミの子供が死ぬと異臭の原因になります。

害獣駆除でバルサンを焚いてはいけない理由はこちら

イタチ駆除はプロに任せた方が良い

自分で行うのは「対策・予防」までが良いと考えられます。

捕獲や駆除を行うには、行政に捕獲申請を出したり等手間がかかる上、噛まれたり引っ掻かれるという危険もあります。

ライフディフェンスは、京都に本社を構え、関西一円の害獣・害獣駆除を請け負っています。

万が一周辺のイタチが住みついて再発した場合であっても、1年以内であれば無償で駆除施工を行います!

イタチ駆除サービスの料金と事例についてはこちら

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