- 予防法
- 2018/08/29
ネズミが嫌いなもの
ネズミが嫌いなものを知ることで、ネズミ駆除にはもちろんですが、ネズミ予防にも役立てることができます。
ネズミが家屋に浸入する理由は、食べ物を得るためであり、食べ物の管理を徹底することで、効果的なネズミ対策にはなりますが、それに加えてネズミの嫌いなものを活用することで、よりネズミが侵入したいと思わない環境を作ることが可能です。
今回は、現在ネズミ被害に遭っているや、ネズミ予防を行いたいとお考えの方向けに、ネズミが嫌いなものをご紹介いたします。
嫌いなものだけで完全にネズミ駆除ができるかどうか
ネズミが嫌いなものを置くだけで、完全なネズミ予防や駆除、追い出しを行うことは非常に難しいと言えます。
ネズミは非常に頭の良い動物になるため、嫌いなものであっても自分に害がないと認識すれば、その環境に慣れてしまったり、また天敵になるペットを飼っている場合でも、そのペットに見つからない場所に住み着いてしまいます。
そのため、現在ネズミ被害を受けていない方の予防としては、比較的効果的ですが、すでにネズミ被害に遭われている方は、一時的な対策としてご確認いただき、完全に駆除を行いたい場合は、侵入口の封鎖などが必要になるため、ねずみ駆除業者に依頼することをオススメいたします。
ネズミが嫌いなもの
ネズミが嫌いなものをご紹介いたします。
食べ物の無い場所
ネズミは、体が小さいために、十分なエネルギーを蓄積できないにもかかわらず、非常に体力を消耗してしまう体質であるため、1日から5日なにも食べないと餓死してしまいます。
そのため、食料が豊富な家屋内を好み、ネズミ対策として、まずはネズミのエサになり得るものを徹底して管理するようにします。
食材の保管法
食材を、段ボールやビニール袋に入れてる方も多いかと思いますが、段ボールやビニール袋であれば、ネズミは食いちぎって中にある食材を食べてしまいます。
そのため、食材はもちろん、小麦粉などもネズミのエサになるため、ネズミが食いちぎって侵入できないプラスチックや金属製の容器に保管するようにします。
食べ残しなどをこまめに処分
ネズミは、雑食であるため、基本的にはなんでも食べます。
そのため、食べ残しや三角コーナーにある生ごみ、ペットのエサ、仏壇のお供えものなどをこまめに処分することで、ネズミが食べれるものを家屋内から無くします。
ゴミ箱は蓋つきにする
ゴミ箱を蓋つきのものにすることで、ネズミがゴミ箱の中を漁ることができなくなります。
寒い場所
ネズミは、寒さに非常に弱い動物で、気温が10度以下になると動けなくなってしまいます。
しかし、現在の住宅は、断熱性能の向上から、どこであったとしても、比較的暖かい環境になっているため、10度以下になることはほとんどなく、冬でもネズミが活動できる環境となってしまっています。
さらにネズミは住処を作り、より暖かく快適な環境作りを行うため、対策としては、家屋内を寒くするのではなく、ネズミに住処を作らせない、快適な環境づくりが行えないようにします。
不要なものはこまめに処分する
ネズミが巣の材料にするものは、布やビニール、新聞紙、木材、段ボールなどになり、これらがあるとネズミは巣を作るため、不要な新聞紙や木材、段ボールはこまめに処分するようにします。
衣類は整理整頓する
衣類もネズミの巣の材料になりますが、処分するわけにはいかないため、キレイに整理整頓をし、タンスにしまうようにすることで、ネズミに衣類をかじられ、巣の材料にされることがなくなります。
天敵のいる場所
ネズミは非常に天敵の多い動物になり、一般家庭で飼育できるネズミの天敵も多くいます。
天敵がいる場所では、ネズミは安心して暮らしていくことができないため、環境によっては動物を飼うことが難しいこともありますが、ネズミの天敵を飼うことも効果的な対策の1つになります。
猫
もともと、人間が猫を飼うようになったのは、ネズミを駆除するためであると言われており、それくらい猫はネズミを捕獲する能力に優れています。
現在の猫は、エサを十分にもらうことができるため、ネズミを食べることはありませんが、遊びでネズミを捕まえてくれます。
そのため、ネコがいるだけでネズミは身の危険を感じ、その家屋に近寄らなくなります。
フェレット
フェレットは、ネズミを捕食するため、ネズミはフェレットのフンの匂いに非常に敏感で、フェレットのフンの匂いがするだけで、ネズミはその家屋に近寄らなくなります。
フクロウ
フクロウを飼っている一般家庭は珍しいと思いますが、フクロウはネズミを好んで捕食するため、フクロウの鳴き声が聞こえるだけで、ネズミはその家屋に近寄らなくなります。
ヘビ
ヘビもフクロウ同様に、あまり一般家庭で飼われている方は少ないかと思いますが、ネズミを捕食する種類のヘビをペットとして飼うと、ネズミはその家屋に近寄らなくなります。
ハムスター
ハムスターはネズミの天敵ではありませんが、ネズミは非常に縄張り意識が強いため、ハムスターの匂いがすると、ハムスターの縄張りだと感じ、その家屋に近寄らなくなります。
強い匂いを発するものがある場所
ネズミは、嗅覚が非常に優れた生き物であるため、匂いの強いユリやハーブなどがあると、その場所に近寄ろうとしません。
但し、次第にネズミもその匂いになれてしまうため、匂いでの予防は、一時的なものと考えるようにしなくてはなりません。
ネズミが好きな匂い
ネズミが好む香りは、「ナッツ系や果実系などの香りや甘い香り」になり、これらの匂いは逆にネズミを呼び寄せてしまいます。
ネズミが嫌う匂い
ネズミが嫌う香りは、匂いそのものが強くスーッとしたりツンとする香りになり、ネズミの嫌いな香りの代表的なものとしては、「ミントやハッカ、琉球ハーブ、ヒノキ・杉・松・ユーカリ、ワサビなど」になります。
まとめ
ネズミが嫌いなものを把握することで、効率の良いネズミ予防を行うことが可能です。
特に食べ物の管理や、こまめな掃除などについては、ちょっとした努力でできるものになるため、ネズミ予防を行いたいとお思いの方は、まずはそれらから実践されてみてはいかがでしょうか。
但し、完全に駆除を行うとなると、ネズミが嫌いなものを置くだけでは十分な成果を得ることができないため、ネズミ被害に遭われている方は、自分でネズミ駆除を行うか、害虫・害獣駆除業者に依頼する必要があります。
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