- 害虫・害獣
- 2020/12/08
イタチ・テン・ハクビシンの違いと見分け方について
イタチとテン、ハクビシンのそれぞれの特徴とは?
イタチとテン、ハクビシンってそんなに見た目違うの?と思われる方も多いかもしれません。
実際、我々のような害獣駆除業者でなければなかなか、すべて見たことあるという方は少ないかと思います。
口元が白く、テンとハクビシンに比べて小型なのがイタチです。
イタチは普段「キーキー」や「クククク」といった声で鳴くことが多いですが、危険が迫ると「キッキッキーッ」といった甲高い声を上げるのが特徴です。
テンは、季節によって顔のの色が違います。
夏は黒っぽく、冬は白色に近い色になります。
テンの鳴き声は「フィヤー」といった鳴き声を発するので、イタチやハクビシンとはかなり違う鳴き声になります。
敵などを威嚇する際は、「ギュー」と鳴きます。
ハクビシンは漢字表記では「白鼻芯」という通り、鼻から頭頂部にかけて白い毛が線のように走っているのが特徴です。
イタチとテンに比べて大型の動物で、全体的にシルエットが丸いので見分けがつきやすいです。
ハクビシンは「キューキュー」という鳴き声を発します。
フンが一番簡単に見分ける方法
家に害獣が棲みついているかもしれないけど、姿を見ていないから分からない。
そんな方は、軒下や天井裏にフンが落ちていないか確認してみましょう。
イタチやテン、ハクビシンには「ため糞」という習性があるため、「ここ!」と決めた場所で糞尿する習性があります。
イタチ・テン・ハクビシンの糞の違いについて
イタチ・テン・ハクビシンのそれぞれの糞の特徴を見ていきましょう!
イタチは雑食性ですが肉を好むので、糞は臭いがきつい、水分が多いというのが特徴です。
テンの糞も肉食なので、イタチ同様臭いがきつく水分が多いですが、イタチよりもテンは体が大きいため糞も大きくなります。
ハクビシンは、小型犬と同じくらいの大きさの糞(約5cm~15cm)をします。雑食性なので肉も食べますが、果物や野菜を好んで食べるため糞には果実や野菜の種が含まれることが多いのが特徴です。
雑食性のため、糞の色は黒や茶色です。
足跡の大きさの違い
なかなか姿を見ることができなくて、何が居ついているか分からない。。。
イタチ・テン・ハクビシンのは5本指と共通テンがありますが、足跡を見ればどんな害獣がいるか判別が可能です。
ハクビシン(成獣)の足跡は、5~6cmほどです。体が大きいため、イタチとテンに比べて足跡も大きいです。
テンの足跡は3~4cmほどの大きさで、ハクビシンよりも一回り小さいです。
この中で一番小さいのがイタチで、足跡は2~3cmほどとなっています。
もし天井裏や家の外で足跡を見つけたら、測ってみてくださいね。
害獣の区別がついたらどうする?
家に棲みついた害獣の種類が分かれば次は、対策を取らねばなりません。
屋根裏に棲みついた害獣は、放置しておくと彼らの糞尿で様々な被害が発生します。
放置すると天井にシミができる可能性も
同じ場所に糞や尿をする(ため糞)をことでしだいに天井にしみてくるケースがあります。
糞尿により天井が腐り、糞や尿が部屋に落ちてくる可能性は十分にあります。
天井からダニや雑菌が降ってくる
イタチ・ハクビシン、テンの体にはノミやダニ、雑菌が無数に付着しています。
そんな害獣が天井裏に居ついてしまった場合、天井の隙間からそののみやダニ、雑菌が部屋に落ちてくることになります。
喘息やアレルギーを持っている家族がいる場合は、重大な健康被害をもたらす可能性があります。
イタチやテン、ハクビシンの体だけでなく、糞にも寄生虫や雑菌がいる場合があるので注意が必要です。
襲われてけがをする場合も
害獣は人間が近づくと攻撃してくる場合があります。特に子育て中は気性が荒く、絶対に近づいてはいけません。
爪で引っ掻かれたり、かまれたりすると彼らが持っている病原菌が体内に入り大事に至る可能性があります。
人間だけでなく、飼っているペットを食べられたり、傷つけられる等、日常生活を脅かす危険な存在です。
害獣駆除はライフディフェンスにお任せください
イタチやテン、ハクビシン等の害獣駆除は、専門の業者に頼むのが安全で確実です。
ライフディフェンスは、京都に本社を構え、関西一円の害獣・害獣駆除を請け負っています。
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